社会医療法人博愛会相良病院 乳がん検査・手術・術前術後治療に40年以上の実績・乳腺科専門外来を備えています。

社会医療法人博愛会 女性のための専門病院
社会医療法人博愛会女性のための専門病院
Loading
社会医療法人 博愛会 相良病院 新病院プロジェクト

社会医療法人 博愛会×SIEMENS

HOME > 博愛会について > 部門紹介 > 看護部 > 総看護部長からのメッセージ

総看護部長からのメッセージ


ホームページをご覧いただき、出会えた事に感謝します。

看護との出会い

皆さんと看護の出会いはどのようなことだったでしょうか。
私と看護との出会いは、友人が思いがけず長期に入院生活を送ることになり、その時、友人と私のけんかの仲裁をしてくれたナースとの出会いでした。電話でしかお会いしていないのに、看護の仕事はなんと人間らしい仕事なのだろうと思った瞬間でした。

それでも、第一希望で看護学校へ行ったわけではなく、大学受験に失敗しての選択でした。この失敗は、神様からのプレゼントだと心から感謝しています。

看護学校を卒業して4年目の夏、母が進行胃がんで10か月の闘病後50歳で逝きました。母の看護の体験が本当の意味で私にとっての看護の出発点のように思っています。

病名告知の論議もまだまだの時代とはいえ、治療に対する反応や症状から自分の命の時を自覚し、様々なことを準備し時を待ち逝った、その過程の中で、それでも生きたいと願い揺れる心を時にはふっと笑って見せたり…。まだまだオピオイドが使える時代ではありませんでした。最後のメッセージは父を看取れないお詫びと、それゆえの後添えに対する希望。25歳の私には考えもしない言葉でした。患者さんの気持ちを何もわかっていなかった自分に愕然としました。母のシナリオ通りに葬儀やその後の行事を進めながら、母だからではなく、誰でもが持っているその人の人生を生きる力を支える看護師になりたいと強く思いました。母は、病の過程を通して、病気を通してその人がどのように考えどのように生きようとしているのか、その為に看護は何をなせばよいのか、学びつつ生きよと教えてくれました。

女性医療の専門病院としての博愛会の役割

私たち博愛会は、女性の全体性を大切にしたトータルケアを予防から終末期医療まで取り組んでいます。中でも、乳がんの専門病院として、鹿児島県の8割の患者さんの診療を行い、その取り組みは全国でもよく知られているところです。緩和ケア病棟は、1997年鹿児島県で最初に認定され、肺がん、乳がんを始めとする全癌腫の患者さんが利用されています。生きることを支えるケアが目標です。どれほど、その人の気持ちに寄り添うことができただろうか・・・・苦悩する中で、私自身は、母からもらった看護師としての宿題に一つずつ答えを出せるように取り組んでいます。

また、博愛会の特性として、乳がん体験者が医療チームの一員として協働している取り組みがあります。患者サロンの運営、ピアサポート、メディケアショップの運営などを“NPO法人あなただけの乳がんではなく”に委託・協働して実施しています。

私たちが目指すこと、『共に在り、共に歩む』

私たちにできることは、出会った一人ひとりが、かけがえのないその人として生きる力を高められるように、共に歩いていくことです。そのために医療チームの中で看護師として、専門性を発揮できる存在であるように学びを深め、役割を果たしています。
乳がん専門病院としてより深くがん看護を追求し実践できる環境のもと、看護というかけがえのない仕事を得て、女性としての自分の生き方をしっかりと見つめられる職場です。

ここには、“看護”があり、本物の医療チームが機能しています。
皆さんのご応募を心から歓迎します。

 

江口 惠子 (えぐちけいこ)

egughi

社会医療法人博愛会 総看護部長

看護という仕事にめぐりあえた事に心から感謝しています。人が人として生きていくことの意味をこれほど強く感じ、その素晴らしさをこれほど感じる仕事も少ないと思います。“その人”の価値をどれほど大切にして、“私”の価値を広げ深めていくのか、一人ひとりがその人らしく生きていくことを、支援することを学び続けていきたいと思って活動をしています。
そのことを通して、私自身も成長していきたいと思っています。


経歴

  • 国立療養所霧島病院付属高等看護学院 卒業
  • 鹿児島大学医学部付属病院
  • 国立療養所霧島病院
  • 国立南九州中央病院付属看護学校 専任教員
  • 国立南九州中央病院 看護師長
  • 国立指宿病院付属看護学校 教育主事
  • 霧島市立医師会医療センター看護部長

所属学会・資格

  • 日本がん看護学会
  • 日本看護科学学会
  • 日本看護管理学会
  • 日本看護研究学会
  • 日本緩和医療学会
  • 日本生命倫理学会
  • 日本看護倫理学会
  • 日本乳がん学会

主な活動

  • 日本がん看護学会代議員
  • 鹿児島がん看護研究会代表世話人
  • 鹿児島県公的病院等看護部長会代表
  • 鹿児島緩和ケアネットワーク代表世話人
  • 臨床倫理支援・教育プロジェクトメンバー(事務局:熊本大学生命倫理学分野)
  • 日本死の臨床研究会九州地方会役員
  • 鹿児島県新人看護職員卒後研修検討委員