リハビリテーション
リラックスできる環境で、無理なく、
ADL（日常生活動作）の改善を図ります。
リハビリテーション室は、望テラス(外来棟6階・屋上庭園)を見わたせる、明るく開放的な空間です。治療中の患者さんがリラックスしてリハビリに臨める環境とプライバシーに配慮し、個室での施術も取り入れています。
理学療法士2名、作業療法士2名が在籍し、がん患者リハビリテーション料、運動器リハビリテーションⅡの施設基準に基づいたリハビリテーションを行います。
乳がん手術後のリハビリテーション
乳がんの手術により、わきや腕、胸につっぱり感を生じ、腕を上げにくくなることがあります。こうした症状に対して、予防や改善を図り、元の生活を送れるようにするための機能回復運動を行います。
当院では週2回の『術後のリハビリテーション教室』開催に加えて、ご自宅で行えるセルフケアを目的とした運動指導や日常生活のアドバイスも実施しています。
化学療法中のリハビリテーション
化学療法中は、だるさ、吐き気、痛み等の副作用を生じる場合があり、その影響で活動量、運動量が減ると、筋力、体力低下が起こったり、少し動いただけでも疲れやすくなったりすることがあります。
こうした状況に対して、予防や改善を目的とした「運動療法」が重要であることが分かってきました。当院では、必要な患者さんに対して、一人ひとりの状態に応じた運動療法を提案、指導しています。
運動療法のすすめ ～乳がん術後を楽しくお過ごしいただくために～
乳がん手術後は、ホルモン療法・抗がん剤治療・放射線治療など色々な治療が続きますが、どのような時でも適度な運動を取り入れることで、多くの身体的メリットがあると言われています。
相良病院では、退院後も患者さんが楽しんで運動を取り入れられるようにフォローしています。
運動療法のすすめ＜PDF：164KB＞
在宅復帰へ向けてのリハビリ
緩和ケアを目的とした入院中に、在宅復帰へ向けた支援を行います。患者さんとご家族の要望をお聞きしながら、患者さんの能力を生かしつつ、その時々にできる限りの最良の日常生活を送れるように支援します。
リハビリテーションに関するお問い合わせ
099-224-1800（相良病院 代表）
受付時間 月～金曜 9:00～17:30
